2-1.クレンジングと洗顔は土台作り
帰宅後はなるべく早めにメイクを落とすと肌に負担がかかりません。ファンデーションなどの化粧品は酸化してくすみになりやすくなります。
色素沈着するとシミになることもありますキレイな肌の土台をつくるために、正しい洗い方で美容成分をたっぷりと浸透させます。
2-2.クレンジング・洗顔のトラブル
肌トラブルを抱える人の8割はこすりすぎる洗顔やクレンジングでトラブルを起こしています。
クレンジングと洗顔は刺激や摩擦で肌を悪化してしまうことがあります。
2-3.クレンジング料選び
肌に負担が少ないクレンジング料を選びます。
シートタイプのクレンジングは肌を拭くことで刺激を与えてしまいます。摩擦が肌にダメージを与えシミやくすみの原因になります。
オイルクレンジングは肌の保湿成分と一緒にメイク汚れ、皮脂汚れを落としてしまい乾燥肌の原因になります。
お肌に優しいのはクリームタイプかミルクタイプのクレンジングです。
この2つのタイプは肌に摩擦を起こさずにメイクを浮かせて落としてくれます。
なおウォータープルーフタイプのファンデーションを使用している場合は、専用のクレンジングを使用してください。
2-4.正しいクレンジング方法
- 手には雑菌がついていますので、手を洗ってから清潔にして始めます。
- ポイントメイクは専用のリムーバーを使用してオフします。
- コットンにリムーバーをのせてまぶたにのせて馴染ませます。
- 落ちにくいアイライナーは綿棒にリムーバーを染み込ませて、優しく落します。
- クレンジングクリームは手で温めてから顔につけます。手が冷たい場合はお湯で温めます。
手の力を抜いてから、クレンジングクリームを顔につけます。
クレンジングクリームの量が多いと肌に馴染みづらく時間がかかります。また、クレンジングクリームの量が少ないと肌に摩擦を起こしてしまいますからクリームの量は適量を見つけるようにします。 - クレンジングクリームは温めることによって肌に馴染みやすくなり、メイクと皮脂が混ざり合って肌の表面に汚れた油が浮いてきます。
- 目や口、鼻は洗いにくい場所なので、指先の腹を使って丁寧に洗います。
- 洗い流す時はぬるま湯にします。熱いお湯は肌を乾燥させてしまいます。冷たい水はクレンジングクリームが落ちきりません。
2-5.洗顔料選び
過度な洗顔によって必要な皮脂までも洗い流してしまいバリア機能がなくなることもあります。
洗浄力があるタイプのものは洗顔後に肌がつっぱったり、保湿成分も流れてしまうため肌が乾燥してしまいます。
洗顔料は汗やホコリ、クレンジング料の油分、古い角質を落とす役割があります。
洗顔は化粧水などの美容成分が浸透しやすくするための土台作りです。皮脂汚れを落として肌がつっぱらない程度が丁度良いです。
洗顔料は自分に合ったものを探しましょう。サンプルを使ってみて洗った後の肌のつっぱり感やヒリヒリ感がなければ大丈夫です。
今回は洗顔クリームを使った洗顔方法を紹介します。
2-6.正しい洗顔方法
- クレンジング後の洗顔も手を清潔にしてから行うようにします。
- 洗顔クリームを手のひらでよく泡を立てて、顔に摩擦が起らないようにします。
まず手のひらに洗顔クリームを乗せて、利き手の指3本で水と混ぜながら泡を立てます。時間をかけて泡を増やして弾力のあるキメ細やかな泡を作るようにします。 - 泡をクッションにして、肌に摩擦が起らないように洗います。
- 乾燥しやすい目元や口元は泡を乗せるだけにします。
- 熱いお湯は肌を乾燥させますので、ぬるま湯で洗顔クリームが残らないように洗い流します。洗い残しがあると、ニキビや肌荒れの原因になります。
清潔なタオルで水分を取ります。優しくポンポンと水分を取ります。こすると摩擦を起こしてしまい肌に刺激を与えてしまうので優しく行います。